地図を片手に街をめぐり、制限時間内に多くのチェックポイントを巡って得点を競う「ロゲイニング」。
一見ハードルが高そうに感じる方もいるかもしれませんが、実は子どもから大人まで楽しめる身近なスポーツとして人気が広がっています。
この記事では、ロゲイニングの基本的なルールや楽しみ方に加え、実際に開催されたイベント「まちあるきミッケ」の事例も紹介しながら、その魅力をわかりやすく解説。
「ロゲイニングってどんなスポーツ?」「どうやって楽しむの?」「高得点を狙うコツは?」
そんな疑問に答えつつ、あなたもチャレンジしてみたくなるヒントが満載です!
この記事を読めばこんなことがわかります
- ロゲイニングの基本ルールや楽しみ方
- 高得点を狙うコツ
- 実際のイベントの様子
ロゲイニングとは?地図を使って楽しむ街歩きスポーツ

「ロゲイニング」は、地図を使ってチェックポイントを巡り、制限時間内にできるだけ多くの得点を獲得するアウトドアスポーツです。オーストラリア発祥で、近年は日本でも徐々に注目を集めています。
街歩きやハイキングのような要素に、戦略性やチームプレイの楽しさが加わった新しいタイプのスポーツイベントとして人気です。
ロゲイニングの基本ルール

- チーム(1〜5人ほど)で参加
- イベントごとに配布される専用マップを使用
- マップに示されたチェックポイントを自由な順で巡る
- 各チェックポイントには得点が設定されており、より多くの点を獲得したチームが上位に
- 制限時間(数時間)内にゴールへ戻ることが必要
ロゲイニングの魅力は「自由度」と「発見」
ロゲイニングの大きな特徴は、コースが決まっていないこと。地図を見ながら、「どのルートで巡れば効率が良いか?」「体力的にどこまで行けるか?」をチームで話し合って自由に行動できます。
その結果、普段は気づかない風景に出会ったり、初めての場所を訪れたりする“発見”があるのが魅力です。
ロゲイニングに向いている人は?初心者でも楽しめる?
「地図を見るのが好き」「歩くのが好き」「謎解きやゲーム感覚のイベントが好き」という方にはロゲイニングはぴったり。特に、以下のような方におすすめです。
- 家族や友達と体を動かすイベントに参加したい人
- 一緒に課題に取り組むのが好きな人
- 普段とは違う街の楽しみ方を探している人
ロゲイニングは初心者でも気軽に参加できます。歩く距離やスピードはチーム次第で調整できるので、体力に自信がない方でも安心です。
必要な持ち物
- 動きやすい服装・靴
- スマートフォン(カメラと地図アプリがあると便利)
- 筆記用具
- 飲み物や軽食
- 雨具・防寒具など季節に応じた装備
主催者によっては、紙の地図・スコアシート・保険などが参加費に含まれていることもあります。
ロゲイニングで高得点を取るコツ5選
ロゲイニングをより楽しむために、ちょっとしたコツを紹介します。
① チームの得意分野を把握する
地図読みが得意、写真が得意など、メンバーの特性を活かすと効率的です。チーム全員で一緒に行動する必要があるため、体力差にも注意を払うといいでしょう。
② スタート前にルートをしっかり計画
制限時間内での得点最大化には、無理のないルート計画が重要です。高得点ばかり狙いすぎると時間切れのリスクも。
③ 写真ポイントでは確実に証拠を残す
多くのイベントではチェックポイントでの写真撮影が得点獲得条件。必ず撮影しておきましょう。
④ 時間管理は慎重に
最後にゴールへ戻るのが遅れると減点の可能性があります。残り時間を意識しながら行動しましょう。
⑤ ゆとりをもった作戦が結局いちばん楽しい
詰め込みすぎるとバテてしまい、楽しさが半減することも。ポイントと楽しさのバランスが大切です。体力に自信がない方やゆっくり楽しみたい方も、ポイント稼ぎ以外の部分で十分に楽しめますよ。
実際のロゲイニングイベント事例:「まちあるきミッケ」(高松)
ロゲイニングをもっとイメージしやすくするために、香川県高松市で開催された「まちあるきミッケ」の例を紹介します。
「まちあるきミッケ」は、2023年にスタートしたロゲイニング形式の街歩きイベントで、2025年春開催には100チーム以上が参加しました。
イベントの様子
この日は高松市内すべてが冒険の舞台。各チームが地図を片手に一斉に動き出します。高松の商店街をくぐり抜け、公園や神社、小さな路地まで、普段は見落としがちな場所にチェックポイントが隠されているのが「まちあるきミッケ」の魅力。

ほぼ全てのチェックポイントを回ったチームもあれば、「マイペースに回って楽しかった!」というチームも。もちろん高得点ゲットは競技において大切ですが、ゆっくり街を見て回り新しい出会いに触れるのも、まちあるきミッケの楽しみ方のひとつです◎

参加者の声(アンケート結果)

「家族みんなで協力して、探す、見つける、ゴールを目指す、といういつもはできない体験をさせてもらった」
「ゆっくり歩くつもりで参加しましたが、4人でまず必須チェックポイントを目指そうということになり、探すうちにどんどんハマった気がします。
楽しかったです!」「みんなでどこのチェックポイントを回るか計画を立てたり、探したりするのが楽しかったです。普段ちゃんと見ずに通り過ぎていたような場所?物がたくさんあったので、色々な発見がありました」
※アンケートによる満足度評価:5点満点中4.2点
まとめ:ロゲイニングは誰でも楽しめる奥深いスポーツ
ロゲイニングは、戦略・発見・達成感を味わえるアウトドアスポーツです。地図を片手に自由なルートで街や自然を楽しむことで、新たな視点や楽しみが広がります。
今回紹介した「まちあるきミッケ」のように、地域の特色を活かしたイベントも増えており、初心者でも気軽に参加できます。
子どもがリーダーになり、親がサポートする。そんな親子の新しい関係性も見られる1日。大人にとっても、「こんなに街を歩いたの久しぶり」との声が聞かれました。
この記事を読んで少しでも興味を持った方は、次回ぜひ参加を検討してみてください。
次回の開催情報は?どうやって参加するの?
次回の「まちあるきミッケ」の開催予定は、公式サイトやSNSで告知されるので、興味がある方は事前にチェックしておくと安心です。開催日程やエントリー開始などの情報をいち早く受け取りたい方は、公式LINEへの登録がおすすめです!
また、Instagramではイベント当日の写真や参加者の声、街歩きのヒントやおすすめスポットも紹介しているので、ぜひフォローしてお楽しみください!